不妊外来って最初はどんなことするの?
この記事では、そんな方のために、夫婦で初めて不妊外来を訪れた時のこを徹底的にレビューしたいと思います。
少しでも参考になって頂ければ嬉しいです。
私たちの妊活プロフィール
とりあえず、私たちの簡単な妊活プロフィールをお伝えしておきます。
私:30歳 夫:33歳
- 2022年4月結婚
・妊娠に備えて基礎体温の測定を始める
- 2022年5月ブライダルチェックを受ける
・AMHが2.1で、残りの卵子の数が少なすぎと判明
・その他(風疹抗体、子宮頸がん、経腟超音波検査、淋菌、クラミジア、おりもの検査)は異常なし
- 2022年6月妊活開始
・基礎体温と排卵予測検査薬を使って自力でタイミング法を試みる
- 2022年9月不妊検査を受けることを決意←今ここ
・夫と話し合い、3周期経っても妊娠しないため、早めに調べておいたほうがいいね、となる
って感じです。
排卵日予測検査薬や、AMH検査については、別記事でレビューしていますので、宜しければご覧ください。
不妊検査、体験記
ではさっそく、不妊検査体験を語っていきまーす!
病院選び
まず、どこの病院がいいかネットで探しましたが、正直いってどこがいいか分からない…。
そもそも不妊外来にお世話になる日がくるなんて思ってもみなかったので、「私もついに不妊外来の扉を叩く日がきたか~(‘ω’)」と謎の感慨にふけっていました(笑)
で、結局通いやすいほうがいいよねってことで、自宅から一番近くて、一番設備が整っていて実績がありそうな病院に決めました。
電話で予約
電話で予約をしました。基本的に平日は予約制ではないみたいなんですが、夫の精液検査をするとなると、時間を決めたほうがいいとのことでした。
電話では、
・当日必ず夫婦だと証明できるものを持参するように(住民票や戸籍謄本など)
・私はまず内診するから生理がきていたらダメ
・精液検査するのに禁欲5日間必要だ
ということを言われました。
とりあえず、全てクリアしてたので無事に予約がとれました。
ちなみに、仕事が忙しくてなかなか休みがとれないから、その日にできる検査があればすべて受けたいのですが…、と欲張って聞きましたが、初診は内診と採血しかできない、ということでした。その結果をみて、先生から次の検査の指示があるそうだ。(そりゃ、そうだよね)
あと、2022年4月から不妊治療が保険適用になったことをうけて、夫婦だと証明できる書類が必要になったみたいです。
そして夫に課された禁欲5日間…。
夫「…頑張るよ!!」
私(妊活に積極的な旦那でほんとうによかった!辛いのに、ありがとう…!(´;ω;`)ウッ…)
って感じでした。
検査当日
いよいよ検査当日!持ち物はこんな感じです。
持ち物
・保険証
・夫婦と証明できる書類(私は戸籍謄本にしました)
・基礎体温表
・ブライダルチェックの結果
・お金(3万円くらいいれといた)
・スマホ
など。あとは適当にハンカチとか入れた
病院の診察開始時間に合わせて行きましたが、すでに12,3人くらいの人が座っていて、ビックリしました。
そして、男性は夫ただひとり!
気まづ~い…。(;・∀・)
夫は肩身が狭そうでした…。(ほんとうにごめんね💦)
しかも私の想像では、不妊外来っていうと、プライバシーに配慮して患者どうしの顔がみえにくいようになっているのかな?なんて思っていましたが、全くそうではなく、患者の名前も番号とかではなくフルネームでしっかり呼んでいて、とてもオープンでした…。
まずは、問診票を記入。普段のセックスの回数とか聞かれるのかな?と思いきや、そんな質問事項はなく、年齢・身長・体重・妊娠歴・病歴・どんな症状で悩んでいるかなど基本的なことしか聞かれなかった。
そして、最初に夫が呼ばれて、採精室へ。
私(夫よ!がんばれ…!)
と、静かに見送りました。
採精室って、どんなのだろうか?エロ本とか、エロビデオが沢山おいてあるのかな…。と変な想像をしてしまう(ドキドキ…)。
そして、ちょっとしてから私も診察室へと呼ばれました。
先生「結婚して、そんな経ってないけど、どうしたの?」
私「そうなんです。まだ妊活を始めて3周期なんですが、妊娠できないので、なるべく早い段階で調べておいたほうがいいと思ってきました。」
先生は、私の基礎体温や、ブライダルチェックの検査結果をみながら、
先生「なるほどね。3周期だと、まだ不妊とは言えないんだけどね。でもあなた、AMHが2.1って低いから早めに始めるのはいいと思います。」
先生「30歳くらいだと、だいたい6くらいはありますからね。2.1はちょっと低いね。」
私「はい…(´;ω;`)」
結構、物事を淡々と言うタイプの先生で、イヤな事実をつきつけられた気がしました(笑)
そして、パンフレットを渡されて、今日の検査と、今後の検査について説明されました。
ざっとこんな感じです。
今日の検査
・内診
・血液検査(甲状腺ホルモン)
※通常はこの時にAMHやクラミジアの検査もするそうなんですが、私は4か月前にブライダルチェックで検査済なので、省かれました。
今後の検査
・ホルモン血液検査…FSH・LH・プロラクチン (次の生理がきた3~4日目に実施)
・卵管造影検査 (次の生理が来た8~9日目に実施)
だそうです。
今回の検査では、特に異常はみつかりませんでした。
とりあえず、夫の結果がでるまで再び待合室で待つことに。
夫も採精室から帰ってきてました。
私「どうだった?」
夫「量があんまりでなかったな…」
そりゃ、こんな女だらけの場所で、いきなりだせって言われても困惑して思うように出せないよね…。
夫が気の毒に思えてきた。
そして、夫の精液検査の結果がでて、診察室に呼ばれました。
先生が結果をみながら、
先生「旦那さんね、量が少ないですね。いつもこんな感じなの?」
相変わらず、淡々と話しだした(笑)。
先生「まずね、運動率は問題ないんですが、濃度が基準値より薄いです。」
先生「それと、このSMI値が低いですね。これが低いと、人工授精から始めていったほうがよくなります。」
SMIとは、精子自動性指数というもので、これは精子受精能力の判定に使われる数値のようだ。
私&夫「そうですか…(・_・;)」
先生「とりあえず、旦那さんもう一回再検査したほうがいいですね。」
そんなこんなで、私も夫もまた検査をしに行くこととなりました。
あ、でも夫のほうは30分以内に持ってきてもらえれば、自宅から採精可能ということなので、次回はそうしようと思います。自宅から近い病院を選んでよかった…!
ということで、次回の生理がきたタイミングでまた予約を取ることになりました。それまではまた自己流のタイミング法で頑張ってみようと思います。
それにしても、受付からお会計までの時間は、1時間ちょっと。予想よりもあっという間に早く終わりました。
患者さんが多いのもあってか、先生も看護師さんも淡々と数をこなしていく感じでした。こちらから質問しないとさっさと終わる感じ(笑)。大事なことはきちんと話してはくれたんですけどね。
因みに費用ですが、私が3670円で夫が7590円で合計11260円でした。
精液検査がまさかの保険適用外でした…。ネットで調べると、病院によっては保険適用のところもあるらしいので、事前に調べておくといいかもしれません。
帰りは私も夫も疲れ果てていました。昼食は和食屋ですませてまっすぐ帰宅しました。
そのあと、お互い仲良く爆睡(笑)。
不妊検査、受けて良かった!
私も夫も、不妊検査受けてよかったね、という話になりました。やはり、年齢的にもお互い早めに調べておいたほうが、選択肢が広がるし、通院の負担や、プレッシャーが減りますからね。
それに、私は臨床検査技師をやっていることもあって、不妊外来に興味深々でした(笑)旦那も、いい経験ができたそうで、そう思ってくれて、ありがたいです。
ただ、次の検査(ホルモン血液検査や、卵管造営検査)をするのに、仕事を休まなければならないので、職場の理解が得られるかが心配です…。
なかなか、休みづらい職場なので、理由もきちんと話さないと、なんですよ。
話しにくいですよね~…。
でも、まあ頑張って交渉してみます。
とりあえず、初めての不妊検査体験記はここまで。
次回も検査したら、記事をアップしたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
…つづく
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